車のメンテナンスで基本とも言えるエンジンオイル交換ですが、一般的には走行距離3,000km~5,000km、あるいは前回のオイル交換から3ヶ月〜6ヶ月での交換が推奨とされています。「走行距離」と「経過時間」は目安で、お車がハイブリッド車でアイドリングストップが多いか、そうでないかなど、お車の特徴や使用環境などによっても変わりますので定期点検の際やお車の乗り方に合った時期でのエンジンオイル交換が良いです。

そもそも、なぜエンジンオイル交換が必要かと言うと、エンジンオイルは①潤滑作用、②防錆作用、③密封作用、④冷却作用、⑤洗浄作用、の５つの役割を担っていて、エンジンオイルが劣化するとエンジンが本来の性能を発揮できず、燃費の低下や異音、騒音などに繋がり、一番悪い例ではエンジンが焼き付きいたりしてしまうこともあります。こういったリスクを回避するためにもエンジンオイル交換が必要なのです。

エンジンオイルには種類と粘度でいくつかのバリエーションが存在します。

種類は「化学合成油」、「部分合成油」、「鉱物油」の３種類に分けられます。

「化学合成油」は不純物が含まれていないため劣化しにくいという特徴があり、フルシンセティックなどとも呼ばれています。「部分合成油」は化学合成油と鉱物油がバランスよくブレンドされたエンジンオイルです。そして、「鉱物油」不純物を取り除き精製しており比較的安価です。

粘度とはオイルの硬さを示しており、温度によって異なるオイルの粘りの強さがあります。

エンジンオイルの種類もお客様のお車の車種や乗り方でご提案いたしますのでご安心ください。

オイルフィルターは、その名の通りエンジンオイルに含まれるゴミや汚れなどの不純物を取り除き、エンジンオイルをきれいにするフィルターで、エンジンの働きを円滑にするための役割を持っています。そのため、オイルフィルターが汚れたり目詰まりを起こすと、こちらもエンジントラブルの原因になるので２回に１回は交換するがおすすめです。